2002年3月3日

もう3月やし・・
春やし・・
「 そろそろ メバルではないか?・・」
新聞 雑誌 ネットでは ジャンジャン釣れているらしい・・
「 ほんまか?・・」
「 たとえ ボウズでも 恨みはせぬ・・」

ようやく この覚悟ができたので 足場の悪いところへ行くことにした・・

朝になって わしの父上より情報が入った・・
「 犬上川に 小鮎がのぼっとる・・」 らしい・・
なんでも 昨日 50匹ほど 釣ってきたらしい・・
「 なに? もう鮎?・・」

わしは 悩んだ・・
確実な 小鮎を取るか・・ 
もしかしたら 爆釣のメバルを取るか?・・
わしは うんうん うなって悩んだ・・

「 釣りは 漁ではない・・」
ロマンだ・・
「 さういふ人に わたしはなりたい・・」

海へ 行くことに 決定した・・
こないだ 昼の弁当が 冷たくて 腹から冷えたので
「 パンなら 問題あるまい・・」
・・と 大人のフランスパン、ブドウパン、クロワッサンを 買った・・

案の定 足場の悪いところには 誰もいない・・
有刺鉄線が張られてからは おそらくここへ足を踏み入れたものはいない・・
「 爆釣やな・・」

とりあえず もう昼なので 先にパンを食うことにした・・
もし 爆釣の場合は パンを食う時間がなくなってしまうからだ・・
クロワッサンは 美味かった・・
フランスパンは かじった瞬間・・
「 ああっ!」
中に 練乳が入っていた・・
「 これは・・・ お子様向けのパン・・」
「 しまった・・」
「 こ・・これや・・」
意外に 甘いフランスパンは 美味いのであった・・

「 どれどれ・・」
腹が膨れたので 釣り始めることにした・・
オキアミを ぱらぱら〜っ と撒いて 仕掛けを投入した・・
あまりたくさん撒くと メバルが腹を膨らせてはいかん・・との考えからだ・・

なああんにも 反応がない・・
オキアミを どかどか 投入した・・
じぃ〜っ と オキアミが沈んでいくのを 見張っているが
まったく 何も反応がない・・
「 まずい・・」
早くも 「 今日もボウズ・・」の 声が聞こえる・・

こういうときは 海をよく観察するのだ・・
竿を置き オキアミ入りのバッカンを片手に テトラの間を観察した・・
「 まったく 生態反応がありませんな・・」
普通 何も釣れなくても 1cmくらいの生き物なら 見つかるものだ・・
ところが このわしの目をもってしても 何も見つからない・・

「 海に何か 異変が?・・」
そういえば 海水に模様が見える・・
どうやら 塩分濃度の違いが目に見えているらしい・・
( わかるかな?・・濃い塩水作ったりすると 見えるのやけど・・)
いわゆる 「水潮」 というやつだろうか?
とにかく この一帯には 生物はいない・・
ということにして わしは さっさと 引き上げることにした・・

帰りの車の中で わしは いろいろ考えた・・
冬場に 敦賀湾で魚が釣れないのは 雪解け水が
海に入ってくるからではないか?・・と

なんでか?
知っている人がいたら ぜひ 教えてくだされ・・

2002年6月1日
6月だ・・
梅雨グレの季節だ・・ キスに ええ季節でもある・・

有刺鉄線を張られて以来 足場の悪いところへは
なかなか 行きづらいものがある・・
それでも・・ 
「 誰も 行っとらんに 違いない・・」
「 魚の天国に なっとるに違いない・・」
・・と かように思ってしまう・・

「 別ルートを探して なければ諦めよう・・」
ということで 急遽 へるお氏と釣行することになった・・
今回は 秘密兵器 『ふなむしホイホイ』を持参した・・
こいつは 
『 そこらに わさわさと歩いているふなむしを 生きたまま捕らえ 
餌にしてしまおう』 ・・という 恐ろしいものである・・
まったく 恐ろしいものを 考えるものだ・・
かわいそうに これでは 梅雨グレは ひとたまりもないではないか・・

そういうわけで キスの餌と仕掛け グレの仕掛けとオキアミを持って
足場の悪いところへ向かったのであった・・
有刺鉄線は さらに強化されており
生垣まで植えられている・・

「 一応 ルートを探してみよう・・」
と 手ぶらで 付近を探索した結果
海まで一旦山道を降りて 山道をまた登り 有刺鉄線に沿って
移動して 崖を降りると たどり着けることがわかった・・
「 こんなにしてまで 釣りに来る あほは他におるまい・・」
さっそく わしらは 釣り場へ移動し
わしは 『 ふなむしホイホイ』を3個 セットした・・

まずは キスを釣る・・
「 去年は がっちょと いっしょに よおけ釣れたなあ・・」
当たりはある・・
しかし どうやらキュウセンベラの小さいのが つついているらしい・・
ときどき すさまじい当たりで 挙がってくるのは
25cm級の キュウセンベラと ささのはベラ・・
「 関西では 人気があるらしいけどなあ・・」
わしは なんどもベラを 食ってみたが 
あまり 美味いと思わないし 家族にも人気がない・・
みな 放流した・・
結局 キスは 15cm一匹のみであった・・

「 まだ ふなむしがある・・」
わしは 心機一転 握り飯を2個 食べた・・
「 秘密兵器は 最後に取っておこう・・」
まずは オキアミから 撒き始めた・・

「 おおっ! サンバソウや!」
以前は よく見かけたのだが 最近はまったくいなくなっていた
サンバソウが 3匹 たむろしている・・
しかも 20cmはある・・
「 やはり 魚影は 回復しておるらしい・・」

草フグの25cm級も 数匹たむろしている・・
木っ端グレの姿も見える・・
キュウセンベラの 小さいやつの 大群も見える・・
「 これは 厳しい闘いになるな・・」

案の定 浮きは ひっきりなしに入るが 
グレは 掛からない・・
18cmのグレを 2匹・・ 
久しぶりの引きを 楽しませていただいた・・

「 そろそろ ふなむしやな・・」

3個の『 ふなむしホイホイ』には 各3匹づつ
ふなむしが 掛かっていた・・
「 成功や!・・」
そそくさと ふなむしを 針につけ投入した・・
すぱっ と 浮きが消しこんだ
すかっ と 空振りした

当たりは この一回だけであった・・
突然 時合が終わったのか
ふなむしを齧ったやつが 皆に 言いふらしたのか
不明でありますが ふなむしで 魚は釣れませなんだ・・

おかしい・・
図書館で調べた本には すごく効果があると 書いてあったのに・・
とくに 梅雨グレには特効餌であると・・
誰か 釣ったことある?

2002年10月13日
わしの こつこつとした地道な運動の成果もあって
とうとう家族四人で 敦賀へ釣行することになった・・
妻は結婚してから まったく釣行していない
( 都会が好きなのだそうだ・・)
しかし 「 みんなで行きたい・・」と 子供らにせがまれては
もはや 抵抗はできまい・・

小さい子供と ご婦人の素人を 計3人も引き連れて行くのであるから
いつものように 真昼間の最も釣れない時間帯に釣るのは 難しい・・
万一 ボウズといった事態にでもなれば 
2度と再び家族釣行が企てられることはないであろう・・
また ご婦人が一緒なので 釣り場にトイレが必要である・・
しかも アオリが釣りたいらしい・・
甘い・・
鬼のように甘い・・

「 『釣り』ちゅうもんはなあ・・」
そういうわけで 夕まずめ時に 菅浜へ釣行することに決定した・・
狙いは 心の友 小あじ・・
もし 運がよければ アオリも釣れる・・
ぐらいに考えておいたほうが良い

町民運動会を PM2時半に抜け出し 一路 敦賀へ向かった
今年の小あじは かなり深いタナで釣れているように思う・・
一応 リール竿も用意していく・・

菅浜到着は PM四時半 大勢の人で賑わっている・・
「 やはり・・釣り場がない・・」
連休の中日なので 予測どおりである・・
いちおう わしがプロの目で 偵察に行った
小あじは ほとんど釣れていない・・
サッパ( コノシロ・・寿司コハダのタネ)と フグばかりのようだ・・

駐車場集金のおばちゃんと話をする・・
「 釣れてるかのう?・・」
「 グレが たくさん釣れてたよ! イカも もうじき潮が動くから釣れるよ!」
「 アジは どうかのう?・・」
「 アジやったら あっち側のほうがええねえ・・」
そちらは 前にもなみと釣った 人がやけに少ない 浅場の波止だ・・
撒き餌があまり 撒かれていないため えさ取りが少ないらしい・・
「 ここや・・」
プロの目は 既に 小あじの姿を捉えているのであった・・

さっそく アミエビを解凍するため 網に入れて海へほうり込み
3.6mのべ竿に 2号ピンクサビキをセットして
「 餌が解けるまで 待っとけよ・・」
と・・たつとに 渡した

もなみにも サビキをセットしている間に
「 あっ! 釣れた!」
餌も撒かずに もう釣れてしまった・・
「 こ・・これは・・」
爆釣モードである・・

「 釣れた!」
もなみにも 仕掛けをほうり込んですぐ アジが釣れた
わしは アミエビを撒く用意と 妻の仕掛け作りに忙しい・・
もっぱら 魚外しは 妻の役となった・・

ようやくアミエビを撒き始めると
無茶苦茶 忙しいことになってきた
そのうち妻が 「 私も釣りたいんやけど・・」
・・と 釣り始めたので 
計3本の竿が ひっきりなしに
魚を外したり こんがらかったり おまつりしたりで
わしは ひたすら奉仕作業に勤めることにあいなった・・

わしも ちょっとは釣りたいので 
「 自分で 魚をはずせ・・」と たつとに言うのだが
「 いやや! 痛いし 気色悪い・・」
「 なにい! やったら出来る! やれ!」
魚を触れない子になっては困る・・

一方 もなみは
「 自分で やる!」
「 自分で やる!」
「 自分で!」
撒き餌も 魚外しも 仕掛けの投入も
わしが 手を出すと 怒るのであった・・
「 将来が楽しみな・・」

こうして PM6時には真っ暗になり
当たりは ぱったりと絶え
「 そろそろ 帰るか?・・」と 帰路についたのであった・・

さて 釣った小あじは 最大でも13cmでありましたが
皆で釣ったアジなので 無駄にしてはならじと
干物に初挑戦いたしました・・
適当に 濃い塩水に漬けて 干しましたが
すこぶる 美味でございました・・
「 これなら なんぼ釣っても大丈夫ですな・・」

今回わしは 全然釣りをしておりません・・
ま・・プロとしては我ながら 的確な判断であったな・・
と 思うわけですが
そろそろ 足場の悪いところで 釣りをしてみたいですな・・


☆ここで勉強・・ サッパ =ままかり コノシロ=コハダ サッパを コハダだと思っていましたが ニシン科の同種の魚で 別の魚でした 実はサッパは 関西では 隣のご飯( まま)を借りてでも食いたいと呼ばれるほど 美味いらしい・・ わしは 知らずに 食えない『えさ取り』と思っていましたが 大きな 誤りでした・・ こんどは 食ってみます・・





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