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2011年6月4日
大繁盛の犬上川の小鮎釣り
台風2号が過ぎ去り、近所の愛知川の水はかなり増水しておりましたが、
ようやく落ち着いてきました。
「犬上川は、土曜日あたりが、ベストコンディションやな・・」
と密かに仕事中に釣行を企てておりました。
「でも、考えることは皆同じ・・」
「早朝は混むはず・・」
と想像できましたので、先週と同じく、
ベテランが釣り過ぎて引き上げた後のポイントを狙うことにしました。
朝10時を過ぎてからの余裕の釣行です。
餌は、まだ去年のシラスが残っています。
「ほんまに安上がりや・・」
「お日さんが出てきたなあ・・」
と思いつつ、のんびり犬上川に向かいました。
川に到着してみると
「なんじゃ?こりゃあ!」
と叫ぶほどに、車が整然とズラリと並んでいます。
「ひょえー!これ全部、鮎釣りか?」

(鮎釣りでした・・弁当売ったら儲かるかな?・・)
見た感じ、どこにも入るスペースはなさそうです。
が・・実際、河原を歩いてみれば、
「そろそろ帰るかな・・」
と、どなたかが引き上げてくれるかもしれません。
道具を持って河原を歩いてみました・・
見た目より、もっと混雑しています。
さらに、次々に釣り人がやってきます。
「そこでは、絶対に釣れんと思うけど・・」
という場所にもぎっしり・・
(8割の方はたいして釣れないかと・・)
これでは、心洗われる釣りは出来ません。
「あかん・・場所探しに移動や・・」
車に戻り、川を見ながらゆっくり下流へ下ることにしました。
「え?ここも?」
「こんなところまで?」
とうとう、彦根まで下りましたが、場所という場所に
人がたくさん入っています。
「あかん・・場所がない・・もう帰ろかな・・」
と挫折しつつ、再び上流へ向かってポイントを探しに向かいました。
途中堤防をポイントを探しながら運転していると、
川が見えなくて、車が止まっていないところがありました。
「ここを降りて川まで歩いたら、なんとかなるかな?」
車を止めて様子を見てみると
草でボウボウの土手を降りて、護岸用のテトラを乗り越えていけば
川にたどり着けそうです。
「幸いウェーダーが・・」
「川に来てまでテトラか・・」
ウェーダーを履いていれば、蛇にかまれることもないでしょう。
万歳しながら、草わらをラッセルしていくことにしました。
水音が聞こえてきました。
「おお!川や!」
やはり、人は居ません。
「これなら、なんとかなるでしょう・・」
でもよく見てみると、上流のよさげな流れ込みには、
先客が2名おられます。

(こんなところまで・・びっくり!)
目の前には、小石を敷き詰めたような広い瀬しかありません。
「こりゃまた、難しい場所ですな・・」

「ま・・なんとかなるか・・」
仕掛けを作って投入してみましたが、
流れが強くて、仕掛けが右から左へ流れるだけで、
まったく反応がありません。
3回流したところで、「あかん!」と諦めました。
「反転流を探さねば・・」
20mほど下ったところに、葦原の途切れたワンドがあり、
そのワンドに多量の鮎が群れていました。
「見つけた!ここや!」
ワンドと、本流の境目のところに、流れの緩いところが
出来ています。

そこへ仕掛けを投入しますと、
一発目から2匹釣れてきました。
「よっしゃ!正解!」
やはり、鮎好みの流れの強さを見極めるのが重要なようです。
今日もジャンジャン釣ります。
「先週よりひとまわり小さいなあ・・」

台風の増水で、新しい小鮎が遡上してきたのでしょう。
先週は見えなかった鮎の姿が、今日は多量に見ることができます。
でも、さすがにカンカン照りの真昼間は、
餌で活性を上げないと、釣り続けることは難しいようです。
ついに2年間使ってきた、シラスの1袋が底を付きましたので
納竿としました。

(アミビクの中・・)
「ま・・そこそこ釣れましたな・・」
今日の夕飯も鮎だらけです。

素焼きにして、酢と黒酢とポン酢をからめてみました。

同じく素焼きにして、潮汁(手摘み岩のり入り)

定番の塩焼き

いつもは、海が遠くて嘆いておりますが、
近所にいい川があってよかったなあ・・と
たまにはうれしい季節でありました・・
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