2009年5月23日
☆ 8時間耐久テトリング

前回のゴールデンウイークのボウズの傷も、ようやく癒えて
まいりました。
「そろそろ行かねば・・」

今週は気温の高い日もありましたが、金曜日が雨ということもあり
水温もそんなに上昇していないでしょう。

予報によると、23日(土)は、大潮で潮位も高く、気温も最高23℃
で曇りだそうな・・「いい・・実にいい・・」

ライブカメラで海況を見てみると、波の状況もいい感じ。
天気予報は、「1mのち50cm」「南の風のち北の風」

「まったく非の打ち所がありませんな・・」

「こんなチャンスを逃してはご先祖様に申し訳ない・・」
とまいち氏に連絡いたしますと

案の定、まいち氏も「ええんちゃう?」と鼻息も荒く
「はよ行こ、すぐ行こ!」

・・と早朝4時に出発することにいたしました。

今回、バークレー ガルプ! サンドワーム ベビーサーディンを
新兵器として投入です。

こいつは臭いが従来の400倍!ということで、生餌の代わりに
使えるかもしれません。(何の400倍だろう?)
バークレー ガルプ! サンドワーム ベビーサーディン



バークレー ガルプ! サンドワーム ベビーサーディン



さらに、突然のナブラ発生や「バッシャーン!」という
大魚の跳躍に備えて、hatzさんに教えてもらった
ミノーとラッキークラフト(LUCKY CRAFT) ワンダー80 ESG




ラッキークラフト(LUCKY CRAFT) ワンダー80 ESG
   




16lbバークレー ファイヤーライン クリスタル 100m 、
バークレー ファイヤーライン クリスタル 100m



バークレー ファイヤーライン クリスタル 100m





エギングロッド(コータック・コンペ84)を用意いたしました。

まさに、万全の体制・・。

前夜は9時に安らかに眠りにつきました・・。

朝は3:15に起床。
「3時て・・」
我ながら阿呆に思えますな・・

4時には、まいち氏がお迎えにまいりまして
コンビニで握り飯を4個と、野菜ジュース、温かいお茶を購入しつつ
本日の作戦について、いろいろ話をしながら高速道路を北上いたしました。

「長いこと、爆釣してへんねぇ・・」
「久しぶりに、ぎゅいーん・・てメバルの引きを味わいたいねぇ・・」

「遠いところの表層でかけたいねぇ・・」
「20cmでいいし、ぎょうさん釣りたいねぇ・・」

「もうガシラはいいねぇ・・」
「ほやねぇ・・こないだ、よおけ釣ったしねぇ・・」

「でも、ガシラのみそ汁美味いねぇ・・」
「ほやねぇ・・味はガシラのほうが美味いねぇ・・」

と言ってる間に、本日のポイントT海水浴場に到着いたしました。

「おお!美しい!」
「おお!潮位も高いぞ!」

「なにやら、やる気に満ちてますな!」
「空も、波もええ感じですな!」

「さて、どこからやりますかな?」
「ふむ・・風向きからすると左からですな・・」

テキパキと準備を整え、一番左の5本目テトラから攻めることにしました。

「おお!すっげー潮位高いな!」
テトラに上陸すると、ますます妖しげな雰囲気が漂っておりました。

仕掛け(ママワーム・シュリンプ緑、コブラヘッド1g、フロロ2.5lb)を
イソイソとこしらえ、いざポイントに立ち込もうとしたとき

ふと、「この状況、去年とよく似ているな・・」と思ってしまいました。
参照:「テトリング開眼」

試しに、すぐ前にあるテトラ溜まりにシュリンプを泳がしてみました。

グググ!といきなり当たりがありました。
「あれま!こんな穴にもガシラが・・」

「うーむ・・今日はメッチャ活性高いぞ!」
「あれ?!この穴にも!」

どうやら、今日は一穴一匹のガシラが釣れそうです。

「あかん!あかん!今日は投げてメバルを釣るんやった・・」

未練を断ち切って、シュリンプをキャストします。
「それ・・それ・・それ・・」

「あれ?・・当たりがない?」
「底に居るのかな?」

「それ・・それ・・それ・・」

「あれ?・・居らん?」

まいち氏のほうを見ると、こっちに向かって「あかん、あかん・・」と
手を振っています。

「うっわー・・これはまずいなぁ・・」
「足元の藻のきわか?」

これにも当たりがありません。
ここぞ!というポイントには皆打ち込んでみましたが
当たりは皆無・・。

「はあ〜・・またボウズかい・・」
と後ろを振り返りテトラのタイドプールにシュリンプを垂らしました。

ピュンッと白い影が走り、強烈な引き!
グググググ!と ロッドを溜めますが意外に良く引きます。

「ありゃま!」
「こんなところにメバルが・・」

「こ・・これは・・今日も投げてはメバルが釣れないのでは?・・」

さっそく、まいち氏にも状況を連絡。
そのまま、2人でテトリングに移行しました。

これが、またすごい活性の高さで、ガシラと黒ソイが空振りなしで
バンバン釣れてしまいます。

穴の水面下で食ってくるので、2.5lbのラインでも、まったく
不安なし。

でも、20cmを超えるような、キープサイズは20匹に1匹程度。
15cmまでのガシラとソイを、返しをつぶした1.0gジグヘッドで
ちぎっては投げ、ちぎっては投げ状態。

「楽しい・・」
「あかん!あかん!今日は投げてメバルを掛けな!」

と、移動しつつキャストして探っていきますが、当たりは皆無。

「やっぱり・・」
と後ろを向いて、穴をあたっていくと、時おり、24cmもある
メバルも釣れてしまいます。

「あかん!あかん! 今日はこんなことしにきたんちゃう!」
と思い出したようにキャストしますが、あまりの反応の無さに

「やっぱり・・」
と後ろを向いてしまいます。

このころ、hatzさんが新艇を引っ提げて、お子さんと一緒に
登場されました。2人とも、ニコニコされて沖へ向かって行って
しまいました。

さて、このテトリングで活躍したのが、ガルプ!の サンドワーム。
匂いが効くのか、他のワームに比べて2倍くらいアタックが
多かったです。

色も白いので見やすいし。
でも、味が付いているせいか、フグやベラの攻撃も多くて、
キャストした場合は、1投で半分くらい齧られてました。

そうこうしているうち、突然「メバルや!」というまいち氏の
叫び声がしました。

見ると、まいち氏のロッドが満月に曲がっています。
そうとういい奴が掛かったようです。

「どれどれ・・」
と見に行きますと、手尺で27cmはある茶メバルでした。

(これ、ちっちゃく見えますが、めっちゃでかかったです。)


「すわ! 地合か!」
とばかりに、キャストしますが、わしにはなあんにも当たりが
ありません。

この後も、まいち氏は藻に絡まって捕れなかったものの
24cm級のメバルを2匹掛けたとのこと。

穴でしか掛けていないわしは、とってもうらやましい・・。



あとで、2人の話を総合すると
まいち氏は、穴でのメバルを1匹も掛けていない様子。

違いは、わしは1.0gのジグヘッド、まいち氏は2.5gのジグヘッド
を使っていたことにあったようです。

キャストの場合は、重いジグヘッドで藻の生え際の辺りを
探る必要があって、穴の場合は、軽いジグヘッドで表層を
泳がせる必要があったのでしょう。

「うーむ・・情報交換は必要ですな。」
「やはり・・トランシーバーでしょうかな・・」


「そやそや!」
わしは思い出しました。 ミノーを投げることを。

「とりゃー!」と投げて、適当にトゥイッチを入れつつ巻いてみると
なんと、2匹の60cmくらいの魚体が追跡してくるのが見えました。

「おおー!食え!食え!」と熱くなって、何度もキャストしましたが
残念ながら、食ってはきませんでした。



あれこれやっても、ひっきりなしに釣れましたので、傷ついた心はすっかり癒されました。
釣りが終わって上陸したのが、もう14時。

「なんと!8時間もやってたのか?」
「こんなに集中力が続くことも珍しい・・」

ここで、PopyさんよりTEL。
「明日は穴から出てくるかもよ。」
と明日、出撃されるPopyさんに状況を報告。
帰路につきました。

さて、今日のお料理

ガシラの味噌汁。

メバルの塩焼き。



そして、翌日のアクアパッツア。



(茄子を使いましたが、どうも合わない感じ。)

ごちそうさんでした。

さあ!いよいよ梅雨メバルに突入ですな!

↓わしの使ってるレンタルサーバーです・・ 安い!






株式会社 ノセ精機
昼間のめばる釣り研究部 
〒527-0174 滋賀県愛知郡愛東町大萩271番地
 TEL 0749-46-0456    FAX 0749-46-1133
メールでのお問い合わせはこちらまで  
昼間のメバル釣り研究部 代表 野瀬昌治 自己紹介
Copyright 2004-2005 (c) NOSESEIKI All Rights Reserved.