2007年10月4日 (1石3鳥?)

10/4(木)わしは、福井県へ出張することになりました。

と言いますのも・・
今度10月の終わりごろ「フォレスト出版」からビジネス書を出版される
ことになった 紙製品加工技術研究会 中山商事株式会社 中山裕一朗さんから
「当社の事例(はんだ付け)を紹介しても良いか?」
とのお話をいただき、とにもかくにもお会いすることにしたためです。

本のタイトルは

『「崖っぷち会社」が生まれ変わった3つの方法
 〜売り上げが劇的に伸びる勝利のノウハウ!〜』

本の内容は、

「成熟・衰退産業」、「川中業態」、「地方」の「小さな」会社という
『四重苦企業』が売上を伸ばして、ピカピカに生まれ変わる方法を
語ったものらしいです。

うちの会社は決してピカピカではないので恥ずかしいのですが、
本の著者の方とお話しするのは良い刺激になると考えまして
中山商事株式会社さんを 訪問することにしました。

「福井? でっへっへっへ・・帰りに釣り出来るなあ・・」
「アオリ調子いいらしいなあ・・」

せっかく福井まで行って 竿も出さないで帰ることは
全国3000万人の釣りファンに合わす顔がない・・。
【釣りバカ日誌】の浜ちゃんみたいでかっこいいし・・。

「当然、カヌーは持って行かねば・・」
「メバルもそろそろ来てるかな?」
「アコウもまだ居るかな?」


想像は膨らみます。

また道中は片道2時間半くらいあるので、その時間を有効に活用するべく
車内ではCDのオーデイオセミナーを聞きながら運転することにします。

「なんと、有意義な時間の使い方であろうか?・・恐ろしい・・」

さて、中山さんとの対談の詳細は申せませんが
「おおっ!」という気づきを得たのは事実。

【下請け脱却プロジェクト】(時代に対してちょっと早すぎた感あり、一旦閉鎖しました)
を新しい切り口から復活させよう・・みたいな話もありました。

次の展開が面白くなる有意義な時間でありました。


さて、帰路敦賀へ向かいます。
「アコウを攻めて・・メバルを攻めて・・アオリをチョイチョイと釣って・・」
頭の中はすっかり 釣りモードに入っております。

敦賀ICを降りて、コンビニでコーヒーを買った時
わしは、大変なことを思い出してしまいました。

「ラ・・ライフジャケットがない?!」
「家の玄関に置いてきてしまったのでは?」
「あっちゃー〜〜!」

エギ、替えスプールとライン、メバリングの仕掛け、アシストフックを付けたメタルジグ
〆用はさみ・・などは、ライフジャケットに全て収納されておりました。

血の気が「さあーっ」と引いていくのがわかります。
心臓もドキドキいたします・・。

「どうする? あきらめて帰るか?」
「エギを買うか? ラインもファイヤーライン18lbしかないぞ・・エギングには使えん・・」

わしは、ダメ元ですがエギを買ってアオリだけでも狙ってみることにしました。
「こんなラインでは エギが沈まんなあ・・」

道端の釣具屋で【あおりーQ マーブルサクラダイ2.5号】を買いました。

やむなく、エギングオンリーになってしまったので、いつものようにM海岸のテトラに
渡ることにしました。

海は夕焼け色・・水は美しい・・
朝とは、また違った美しさで海底の魚たちがよっく見えます。

「ばっしゃーん!」
石で足を滑らせ 尻餅をつきました。

「あ冷た〜っ! 踏んだり蹴ったりやな・・」
わしのジーンズは パンツまで濡れてしまいました。
ここで引き下がるわしではございません。

「ええい!」
なかば やけくそ気味にカヌーを漕ぎ出しますと

「ばっしゃーん!」 「ばっしゃーん!」50cmくらいの大きな魚が
跳ねています。

「なに?!サワラか? スズキか?」
「くッそー!メタルジグがないのに!」

テトラに渡ってみると、さらに魚がバッシャン、バッシャン跳ねています。
一度に飛んでいる魚は 数えてみると7匹・・。

常時、空中に何匹かの魚が飛んでおります。

「わしは今、世紀の大爆釣条件を目の前にしておるのではないでしょうか?」
「 なのに・・エギは一個しかないのでしょうか?」
「これが、マーフィーの法則というやつなのでしょうか?」

「ええい! エギ放ったる!」(やけくそ・・)
ラインが太いので ちっとも飛びません。

それでも、3匹ほどのアオリが追ってくるのが見えました。
「ふむ・・大きくなったね。」

しかしながら、跳ねている魚がわしの目の前でも跳ねており
しかもラインにもアタックしてきます。

「じゃますんな!」
「しかも・・おまえらの正体は・・ ボラやんけ!」

ほんの3mほど前で 全身をさらしながら跳ねている魚は頭でっかちのボラでありました。
ここで、ようやくわしは落ち着きを取り戻し掛けましたが
それでも、 あっちでバッシャン ピチピチ こっちでバッシャン ピチピチ
やってくれると 振り向かずにはいられません。

「証拠写真を・・」
カメラを向けると跳ばないんですね・・これが。
カメラのファインダーに入らないところで上手に跳ねております。



さて・・ボラの乱舞が少し収まってきたところで
ようやくアオリが釣れました。

「ふむ・・結構大きくなったね。」
「足元では 乗らんね。」

はさみがないので 車に置いてあったもなみのヘアピンを目と目の間に突き入れて
アオリを〆ました。

こうして、わしは6杯のアオリを釣り
周囲がすっかり暗くなる前に帰路につきました。

疲れて帰宅しますと、
「最近、狙った獲物は逃さないね・・」
と妻が言ってくれましたので

やれやれ面目が立ったということで・・
お刺身にしていただきました。

↓わしの使ってるレンタルサーバーです・・ 安い!






株式会社 ノセ精機
昼間のめばる釣り研究部 
〒527-0174 滋賀県愛知郡愛東町大萩271番地
 TEL 0749-46-0456    FAX 0749-46-1133
メールでのお問い合わせはこちらまで  
昼間のメバル釣り研究部 代表 野瀬昌治 自己紹介
Copyright 2004-2005 (c) NOSESEIKI All Rights Reserved.