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2005年10月16日
家族で対決 ハゼ釣りの巻・・
☆画伯タックル
ロッド:フェンウィック GWC61SUL-SJ ゴールデンサイトスペシャル ■ライン2−5lb
リール:シマノ アルテグラ2500A−RB
ライン:PE0.6号 リーダー フロロ1.5号 途中から ナイロン4lbに交換
2号オモリ ハゼ針8号 石ゴカイ
ルアー: 極小クランク、ガルプ!サンドワーム、ママワームシュリンプ
ミートネール、など多数
☆妻のタックル
ロッド:フェンウイック★バスロッド/FVR60S■長 さ:6ft■ルアー:1/32-1/8 oz■ライン:3-6lb
リール:シマノ アルテグラ2500SDH
ライン:PE0.6号 リーダー1.75号
2号オモリ ハゼ針8号 石ゴカイ
ルアー:パワーホッグ (テキサスリグ)
☆たつとのタックル
ロッド:メジャースティック DAYS DS−60UL ■ライン3−6lb対応
リール:シマノ アルテグラ2500SDH
ライン:PE0.8号 リーダー1.75号
2号オモリ ハゼ針8号 石ゴカイ
ルアー:ママワーム バチ (テキサスリグ)
☆もなみのタックル
ロッド:JB賞品(非買)SP60-JB 2/4 Tenryu ■ライン2−4lb対応
リール: シマノ アルテグラ1000旧
ライン: PE0.6号 リーダー1.75号
2号オモリ ハゼ針8号 石ゴカイ
ルアー:ミートネール ブルーギル (テキサスリグ)
とうとう 壮大な計画がスタートした・・
家族で めばるingをやるのだ・・
しかし この時期 まだリールの使い方もよく知らない 妻や子供らが
メバルをいきなり 釣れるとは思えない・・
いきなり ボウズでは
「 もう いかへん!」
と言われるに決まっているし わしにもストレスが溜まってしまう・・
( 季節的に まだ難しいのだ・・)
それでは せっかく苦労して オークションで揃えたタックルがパーになってしまうではないか・・
( もう 小遣いが全部なくなったぞ・・)
「 小あじを ルアーで釣るか?」
「 11月まで待って わしが爆釣を確認してから 連れて行くか?」
・・と 悩んでいると
ちょうど 「めばるing」の掲示板に pockinさんよりハゼが
ルアーで良く釣れるとの 書き込みがあるのを見つけた・・
「 これや・・これやがな・・」
そう・・ わしは10年ほど前 一時ハゼ釣りに凝ったことがある・・
あのときは ちょいなげ天秤に 石ゴカイを付けて投げると
ハゼに 黒鯛 ヒイラギにフグ ガッチョに キス カレイ など
多彩な魚が よく釣れたものだ・・
それに 釣れたハゼをでかいスズキが がばっと 食ってラインが切れたりもしたなあ・・
場所も 敦賀の庄の川の河口で 近いし 足場も良い
4人で 河川敷に 自由に陣取って 釣りができるだろう・・
季節的にも 今は ハゼ釣りは絶好調のはず・・
「 しかし 現在もハゼは 釣れているのじゃろうか?・・」
ということだけは 気になる・・
「 ま・・釣りは やってみんとわからんし・・」
そういうわけで わしは この1ヶ月 せっせと日夜 yahoo!オークションで
家族のタックルを準備し いそいそと ルアーを買い揃え ラインを巻き
さらに リーダーを結んだ・・
ラインには みな平等に 感度重視でPEラインを選択した
「 これ以上の装備はあるまい・・」
釣行前夜 家族に 自分で釣れると思うルアーを選ばせた・・
もちろん ハゼの 習性 食性については ちゃあんと説明した
その結果 妻は小ザリガニ型 「パワーホッグ」 たつとは「ママワーム バチ」
もなみは 「ミートネール ブルーギル」を選んだ・・
わしは pockinさんの書き込みに書いてあった 「テキサスリグに 極小クランク」を
試してみることにした・・
これで釣れたら ムチャうれしい・・
今夜は 大雨らしいが 明日の天気は晴れと曇りらしい・・
これなら 明日は少し増水して ささ濁りのええ状態ではないじゃろうか?・・
と 安らかに 早めに眠りについた・・
翌朝 わしはAM6:00に起床
ストレッチと 筋トレと サンドバッグをこなし 資源ごみ当番に出かけた・・
9時に帰宅し 妻ともなみの作った弁当を車に積み込み いざ出発した
( たつとは クイックルワイパーで 各部屋の掃除をしたらしい・・)
1時間で 敦賀に到着・・
庄の川は 荒れていた・・
まずは 潮が逆流しており 波がザンブザンブと 河川敷を洗っており足場がない・・
風が 大変強い・・
ハゼ釣りの 釣り人が 3人ほど見えるので いちおう釣れるのだろう・・
足場がないので 10年前のポイントには入れず 対岸の 波の被らない
場所に まずは陣取った・・
のべ竿の先客が一人いたので 様子を聞くと
「 ぜんぜん・・ まだ1匹だけ・・」
とのこと・・
「 これは 苦しい闘いになりそうやな・・」
と もなみ たつと 妻の順に タックルを渡して めいめい釣り始めた・・
と・・いきなり もなみが根がかり リーダーを失ってしまう・・
「 がーん・・ リーダー持ってくるの忘れた・・」
「 しょうがない・・PE直結やな・・」
仕掛けを 作り直してる間に 妻も 「 切れてしもた・・」と
こっちにやってくる・・
こちらも リーダーが 飛んでいる
「 ええい! これもPE 直結や!」
「 お父さん!」 「 お父さん!」 「 お父さん!」・・
「 ええい! わしにも 釣らせてくれ!」
わしは あせっていた・・
既に 彼らは 数投づつしているというのに 当たりもないのだ・・
ということは この地帯には ハゼは居ないと考えねばならない
ハゼの居る 場所を探せるのは わししかいない
わしが 探さねば こやつらは 皆ボウズになってしまう・・
「 もう いやや・・」
と 言い出す前に ハゼを見つけなければならない
だというのに わしは 仕掛けをこしらえてばかりで 本格的に
ハゼの捜索にでられない・・
「 ちょっと ハゼを探してくる・・」
わしは 橋を渡って対岸へ行って 捜索を開始した・・
ところが 強風のため PEラインは吹き揚がってしまう・・
どうも ルアーは着底していないように思える・・
テキサスの錘が 軽すぎたようだ・・
クランクをあきらめて 重量を増すため ジグヘッドと テキサスを組み合わせて
サンドワームで 下流に向けて 捜索を再開した・・
しかし 河口まで下ってみたが まったく当たりすらない・・
「 これは 潮が逆流しているから 上流に上がったな・・」
と わしは 推理した・・
家族の元へ戻ってみると
「 お父さん! 釣れたで! お母さんが 釣らはったで!」
と にぎやかになっている
「 むっちゃ 引きよったね」
「 網取ってきてもろて すくってもろたね」
「 むちゃくちゃ 暴れよるし たいへんやったね」
「 ほうか! よかった・・ やっと釣れたか・・」
と わしは 当然ハゼが釣れたものと思いこみ
「 ま・・生まれて初めてのハゼやし びっくりしたんじゃろう・・」
と しばらく バケツをのぞかなかったのだが
「 あんなあ・・これくらいあったで・・」
と たつとが 手を広げるのをみると 40cmくらいもある・・
「 は?・・ ほんなでかいハゼ おらんやろう?・・」
と あわててバケツを のぞきに行くと
「 なんじゃあ こりゃあ!」 (松田優作 風・・)
と 思わず声が出た・・
「 どお? すごいやん!」
妻が 鬼の首でも取ったような顔で 言う・・
「 これは?・・ ニゴイ?いや・・ウグイか!」
でっかい ウグイであった
こりゃあ よく引いたじゃろうなあ・・
「 実は こいつは あんまり美味しくない・・」
と言うと
「 ほな わたしが 逃がしたる!」
ともなみが さっさと放流してしまった・・
まだ 写真も撮っていないのに・・
「 ま・・ええか・・」
と 思っていると
「 お父さん! 自分が釣れへんからいうて 逃がしたやろ!」
なんで わしが こんな目に・・
さて・・ とりあえず このポイントでは永久に ハゼが釣れそうにもないので
移動することにした・・
上流を観察に行くと 200mほど上ったところで ハゼ釣りらしき人を
見つけた
どうも 格好から判断すると 地元の老人らしい・・
「 あそこや・・」
川も そこまで遡ると もう海の影響はなく 川の水も澄んでいる・・
「 10年前と 同じや・・」
わしは 確信した・・
ハゼは この辺りに居る
「 釣れましたかな?」
と 聞くと
「 いやあ〜 ちっちゃいのばっかで・・」
バケツには 15cmくらいのハゼが 6匹入っていた
「 ここや・・間違いない・・」
とりあえず 腹も減っていたので 弁当を食うことにした
今日は テーブルと イスを持参している・・
ここは 風も穏やかで 暖かい・・
川を 覗くと ハゼの姿を発見した!
「 おったぞ!」
さっそく サンドワームを 目の前に垂らすが 反応がない・・
ママワームのバチも 知らんふりだ・・
「 うーむ・・ 餌を使わねばならんらしいな・・」
ちょうど 目の前に 釣り道具屋がある
「 おお? 鯉や!」
60cmもある鯉が ゆうゆうと 目の前を泳いでいる!
「 あれ? こっちにも!」
見渡してみると あちこちに 鯉が泳いでいる・・
色付きのやつも いる・・
「 これ 釣ってもいいの?」
とたつとが 聞くので
「 よし! 釣れ!」
と答えると さっそく 鯉の目の前に ワームを垂らした
「 わあっ! 食いよった!」
いきなり 食ってきたが 針がハゼ用なので 小さくて掛からない
竿が うにゃん!と 曲がるが ぺっ! と吐き出されてしまう・・
「 ちょっと 無理そうやな・・」
と わしは 釣具屋に 石ゴカイを買いに行った
ついでに 2号たる型錘を買って 完全に餌釣りに切り替えることにした
さっそく 仕掛けを取り替えると
1匹目が たつとに釣れた
妻にも 釣れた・・
もなみにも釣れた・・
わしには 釣れない・・
「 ん? なんでや? おかしいな?」
「 あっ! 当たりや! これで釣れたわ!」
「 やっぱり!」
どうやら 妻は 要領を得たらしい・・
「 あ・・また来た!」
「 私 もう 完全に掴んだみたい!」
「 あ・・ほんまや!」
たつとも もなみも ぽつぽつ釣り上げている・・
わしには 当たりもない・・
「 こんな不思議なことが?・・」
「 自分で付けてみい!」
「 自分で 外してみい!」
餌のゴカイ付けと ハゼの針外しを 自分でできるように教えながら
ではあったが 1時間ほど経っても 置き竿にしても わしには
さっぱり 釣れない・・
そのうち もなみが
「 お菓子食べてくる・・」
と テーブルに戻ったので もなみのロッドを借りてみた・・
ええ竿だ・・
軽いし ええ調子だ・・
ヒューんと 仕掛けが飛んでいく
「 こりゃ ええわ・・」
「 おっ!」
1投目で 釣れてしまった
2投目も 釣れてしまった・・
「 わかった!」
わしのリールには ズボラをして ほとんど道糸が巻いていない状態で使って
いたのだが このため 仕掛けが川幅の 真ん中まで飛ばなかったのだ
どうやら ハゼは 川の真ん中より 向こうへ投げないと 釣れないらしい・・
「 ハゼなんかどこでも釣れるわい!」
と 自信過剰だったので この単純な理由に気づかなかったのだ
「 糸買ってくる!」
ナイロンの4lbを購入して さっそく道糸を巻きなおした
(メバルにも 使えるよう 4lbにしました・・)
これよりわしは ようやく父親の面子を保てるほどに 最大8連発まで
ハゼを 釣った・・
こうして 我が家の ハゼ釣りは PM5時に終了した・・
わしの 気がかりは 妻や子供らが楽しかったか?
また 釣りに行きたいと思えたかどうか?であったが
妻に関しては
「 お父さんが なんで釣りに行くのか ようやくわかったわ・・」
と 理解を得られたようであった・・
子供らに関しては わざわざ訊くのも恐ろしいので そのまま寝た・・
だが 翌朝 「おもしろかった!」と 言ってくれたので
「 次は メバルやぞ!」と
希望を 明日につないだ・・
ハゼのてんぷらの写真を撮るつもりだったのだが
「 揚げたてを 食わんとな・・」
と むしゃむしゃ 食ってしまったので 写真はございません・・
また 心に余裕のなかったわしは 結局 釣り場でも1枚も写真を撮っておりません・・
なんか 不完全燃焼のような 複雑な・・
次回 めばるingで スカッとしたいもんですな・・
36匹のハゼと コチ カレイ・・
家族の夕食分としては
ちょうどくらいですな・・
ほんまは 100匹くらいの
予定やったんですが・・ |
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