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2005年9月19日
アオリ釣り 家族デビューの巻・・
昨日は 中学時代 野球部の同窓会であった・・
本当は 1学年上の先輩達の『40歳の集い』同窓会だったのだが
「 いっぺん 昔の野球部で試合がしたい・・」との夢を実現させるため
わしら 後輩が呼び出されたのであった・・
こういう いい話には喜んで参加させていただかねばならない・・
そういうわけで 昨日はビールをたくさん飲んで寝た・・
そして 今日の朝 8:30
寝ている わしに向かって
「 今日は天気もいいし カヌーでも乗りにいかへん?・・」
と妻が言う・・
熟睡していた わしであったが
それを聴いた瞬間 頭はシュイ〜ンと回転し
「 家族で カヌーでテトラに渡って アオリ釣り・・」
という答えを はじき出した
がばっ と起きたわしは
「 海へ行くぞ!」
と 宣言し そこから家族は 突然 海へ行く準備を始めたのであった・・
わしと達人(たつと)は釣り道具とカヌーを車に積み込み
妻は 着替えの用意と洗濯干しと お化粧
もなみ(小3)は ご飯を3合炊いて 握り飯作り
・・と それぞれ大忙しである
「 よかった 一昨日 竿買っといて・・」
そろそろ 子供らをデビューさせようと 中古ロッドを
購入して リールにもPEラインを巻いておいたのだ
カヌーは 1人艇と2人艇の2艘あれば 4人乗れるし
ようやく たつと(小4)が強くなってきたので
なんとか 2人艇を車に積み込むことができるようになった・・
「 ふむ・・ 大きくなったな・・」
am10:00 なんとか出発し
握り飯を 食いながら 一路 敦賀へ向かった・・
今日は足場の良いテトラを狙わねばならないが
3連休ということもあり 先客があるかもしれない・・
この真昼間の一番釣れない時間に 先客がいれば
せいぜい 5杯が ええとこだろう・・
でも あの綺麗な海を見せてやれれば それだけでも値打ちはある・・
M海岸に到着すると やはり先客が3組ほど居た・・
「 まあ しゃあないですな・・」
「 カヌーに乗るだけでも おもしろいやろ・・」
たつとが1人艇に 3人が 2人艇に分乗して 海に漕ぎ出した・・
海水は すかっと 澄んでおり底まではっきり見える・・
お天気もよく この上なく気持ちいい
テトラに上陸すると さっそくエギをセットして
模範演技を 家族に見せた・・
( 釣れなかった・・)
そして すかさず わしは 本気モードでアオリを狙いに掛かったが
既に 先客に叩かれているので テトラの周囲には付いていないようだ・・
テトラの端の内海に近い側は おそらく チェックされていないと考え
沖目で掛けるイメージで シャクリとHPSJを組み合わせてみた
うにゃん!
狙い通り わりかし大きなアオリが掛かってきた
ここで もう1杯 ちいちゃいのを追加したところで
「 おとうさあん!」
と 呼ぶ声が聞こえた・・
「 なんや?なんや?」と
戻ってみると たつとの仕掛けは PEラインが くちゃくちゃに
こんがらがっていた・・
「 があーん! お父さんは リーダー結ぶのに30分も掛かったのに・・」
わしは PEラインとリーダーを結ぶのが苦手だ・・
「 お母さんが・・」
と たつとは言い訳するが どうやらリリースレバーを開放にしたまま
キャストしたらしい・・
「 ま・・しゃあないですな・・」
なんとか リーダを結びなおしてみると
今度は もなみが テトラの上を移動するのが怖いらしく
ほとんど 動いていないという・・
「 よし! 付いて来い!」
と 手をつないで テトラの上をぴょんぴょんと移動していくが
テトラの上の空間は 1人分の重心しか存在できない
したがって わしがぴょんと飛び移ってもなみを支える準備ができていないと
わしまで テトラから落ちてしまう・・
「 待て! お父さんが 「よし!」と言ってから飛べよ・・」
と 言ってるのに
わしが 着地した瞬間に もうこちらに飛んでくるので
ぼっちゃ〜ん!
・・と 3回も 海に落ちてしまった・・
ま・・ ひざに擦り傷はできたが ライフジャケットを全員着込んでいるので
溺れる心配はない・・
さて・・もなみは やはり素質があるらしく
HPSJなんかも 様になっている・・
先客の 丸坊主のおっちゃんにも
「 上手やねえ・・」 と 褒められている・・
でも いまだに 誰にもアオリが釣れない・・
「 これは いかんな・・」
「 たつと! こっち来い!」
と わしは たつとを わしのベルトに掴らせてテトラの上に立ち
エギングの一部始終を見せることにした
「 おっ! あそこや! 見えるか!」
エギを追跡してくるアオリを 見つけては たつとに教えるのだが
なかなか その姿を捉えることができないようだ
「 あっ! ほんまや! 見えた! 」
ようやく アオリの姿を見せたところで
うにゃん!
ここで たつとと交代 少々ずるいが アオリの感触を味合わせることにした
「 あっ! 墨や!」
「 重た〜!」
結構 うれしかったようだ・・
2杯目も掛けたところで 替わったが これはバラしてしまった・・
「 次は もなみやな・・」
たつとと同じように ベルトに掴らせて アオリの姿を探す・・
幸いなことに すぐに3杯ほどのアオリが追跡してきた
「 ほれ! 見えるか!」
「 今 黒うなりよったうやろ! もう食いよるぞ!」
うにゃん!
これも もなみと交代して アオリの感触を楽しんでもらった・・
あとは 妻だけなのだが ここで たつとの
「 もう帰ろ・・」 攻撃が始まったので 残念ながら
妻には アオリを釣らせてやることができなかった・・
6杯のアオリは 即日 刺身となり 我が家の貴重な食料となった・・
たいへん 有意義な充実した休日であった・・
さて・・妻や 子供らに釣らせるには アオリよりもメバルのほうが
教えるのには向いているかもしれない
PEラインは扱いが難しい
( 軽いジグヘッドも難しいけど・・)
どうやら わしは メバル用ロッドを4本と リールを揃えねばならないようだ・・
足場の良いテトラなら 妻と たつとは問題ない・・
( もなみは まだ怖いらしい・・ 3回も落ちたので・・)
「 ん〜・・ 小遣いが・・」
でも この貴重な体験は 金では買えないのだ
ぜひとも この10月からのめばるingシーズンには 全員デビューを果たしたい
・・とわしの野望は 新しい局面を迎えるのだった・・
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