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2005年6月5日
まもなく 梅雨に入るらしい・・
できれば 雨の日の釣りは 勘弁していただきたい・・
釣りに行って 逆にストレスが溜まることがあってはならない・・
人間 趣味を突き詰めていくと つい 道に入ってしまう・・
柔道 剣道 空手道など 精神を鍛える場合はええのだが
「釣り道・・」だけには したくないので
お気楽に・・ 楽しく・・ ノー天気に・・ 快楽のため・・ 美味しく・・
を モットーとしたい・・
ということで 入梅前に釣行の許可をいただいた・・
最近 妻も友達とよく ランチに行っているので
気前良く 許可をいただいた・・
今回は 友人 へるお氏が 初めて「めばるing」に挑戦することになった・・
先日 完成したDVD「爆釣!真昼間のめばるing・・」を 奥方と
一緒に観た結果 釣行を許されたのだ・・
そう・・ あのDVDは 実は そういう目的で造られているのだ・・
しかしながら へるお氏には なあんにも道具が無い・・
わしと まいち氏の道具を 総動員したが ロッドだけは
適当なものが 見つからなかったので
へるお氏 手持ちの 超古い グラス製バスロッドを使うことになった・・
で・・
「 その竿では 釣れた・・はあるけど 釣った・・はないぞ・・」
「 大きいやつの 当たりは取れんぞ・・」
「 ま・・ちっちゃい奴は 釣れるほん・・」
と さんざん吹き込んでやったので
「 釣ったろほん・・」
「 竿みたい なんでも一緒や・・」
と 逆に 闘志を 掻き立てることになった・・
それを聞いて わしは・・
「 でっへっへ・・ 横で バンバン釣ったろ・・」
と 固く 決心したのであった・・
1ポイント目に入ったのは DVDの撮影でも使った 爆釣ポイントである・・
今日は 1人艇 2人艇を 持ち込んでいるが
わしは 2人艇に へるお氏と 乗り込んだ・・
まいち氏が 1人艇で すいすいと水澄ましのように 先に漕いで行くのに対し
わしらのカヌーは さっぱり 前に進まない・・
どうも へるお氏は カヌーを漕ぐのが へたくそらしい・・
後ろから 「 右や 右漕げ!」とか 声を掛けてる間に
ようやく テトラに たどり着いた・・
海は 適度な 波があり いかにも活性が高そうだ・・
「 これで 釣れんということはあるまい・・」
と めいめいが 好きなところで キャストし始めた・・
「 おりゃ・・」
わしは 1投目から 15cmくらいのメバルを掛けて見せた・・
「 おりゃ・・」
2投目では 20cmUPを掛けて見せた・・
「おりゃ・・」「おりゃ・・」「おりゃ・・」
小あじも 3匹ほど掛けて見せた・・
内心・・
「 思ったとおりだ・・」
と にやけていた・・
案の定 へるお氏は キャストもままならず 苦戦している・・
ジグヘッドと ワームが軽すぎて 投げられないのだ・・
「 くそお〜・・」
ラインが オマツリしたらしい・・
しかしながら わしのほうも その後が続かない・・
「 んん?・・ おかしいな?・・」
あちこち テトラ上を 行ったりきたりしてみるが
ポツポツと 15cmほどのメバルしか 当たってこない・・
まいち氏も同様のようで いろいろ試しているようだが
思わしくない・・
そのうち・・
「 あっ! 釣れた!」
と へるお氏に 待望の19cmくらいのメバルが釣れた・・
そう・・ あくまで 釣れた・・
「 当たり わかったか?・・」
「 いんや・・ さっぱり・・」
「 うむ・・」 大きくうなずく わしであった・・
さっぱり 釣れないので わしは ちょっと穴釣りを試してみることにした・・
前回 メタルジグが効果的ではないか? と 思ったので
さっそく 試してみたのだ・・
前回 ワームでは 1匹も釣れなかったが
今回は 釣れた・・
カサゴが 3匹・・ アイナメが2匹・・
しかし いずれも 10cmに満たない 超小型であった・・
「 ここには ちっちゃいのしか 居らんらしい・・」
そうこうしているうちに まいち氏は 1回も 良い思いをしたことのない
隣のテトラに 一人で 渡っていった・・
チャレンジャーである・・
こういう時のため 3人は 腕時計型トランシーバーを持っている
「 ピー・・ どや?」 と訊くと・・
「 ピー・・ 小あじが 釣れるけど 返しがないので みな落ちた・・」
とのことであった・・
「 ここは あかんな・・」
と 移動を決心し カヌーでまいち氏と 合流するべく
2人艇を 漕ぎ出した・・
「 ピー・・ 釣れたぞ・・」
「 ピー・・ 何? どれくらい?・・」
なにやら 50mほど向こうで まいち氏が メバルをこちらに
見せているようだが さっぱり見えない・・
「 ちょっと 覘いてみますかな・・」
と カヌーの方向を変えたとき
「 ピー・・ 爆釣や!」
と トランシバーから 声がした・・
「 何?!」
わしらは あわてて漕いで テトラに上陸した・・
「 なんや? なんや?」と 見に行くと
20cmUPが 続けて 2投で 釣れたとのこと・・
しかし 3.4投目は ハズレたらしい・・
「 え? もう 終わったん?・・」
わしは すかさず考えた・・
「 メバルは 左右どっちかに移動しているに違いない・・」
まったくの 勘でまいち氏の 左側10mに入り キャストを始めた・・
へるお氏は わしと まいち氏との 間に入った・・
そこから わしは 「 おりゃ・・」「 おりゃ・・」「 おりゃ・・」
と 立て続けに 良型を 連発した・・
メバルの移動に気付いた まいち氏が すかさず わしの隣に入ると
2人で 「 おっしゃー!」「うりぁー」「おりゃー!」
と 爆釣モードに突入した・・
へるお氏にも 2匹ほど ちっちゃいメバルが掛かったようだが
「 怖いもんやな・・ 竿で こんなに違うか?・・」
と つぶやいていた・・
まさに シナリオ通り・・
しかし まいち氏が 大型にラインを切られて バラシたのを気に
ぱったり 釣れなくなってしまった・・
その後 車で ポイント移動したが
良型は出ず わしの1発のみであった・・
粘っても 状況は良くならないと考え 昼の12時に 投了・・
コンビニで 昼飯を食べた・・
今回も ブルーバック(青い背中の回遊性メバル)には 出会わなかった・・
おかげで わしらは いつものポイントの 居付きの良型めばる(黒メバル)は
皆 釣ってしまったのではないかと推察される・・
「 このポイントは 2.3年 休まさんといかんなあ・・」
と 言いつつ 帰宅したのであるが
次回は 新規ポイントを 開拓せねばならない・・
実は 前々から 目星は付けてあるテトラがあったが なにせ 「足場のわるいとこ」と
同じ型のテトラが 積んであるので
「 できることなら 行きたくないのお・・」
「 足が 攣るしのお・・」
と 避けていたのだ・・
今年は 水温が低い関係で ひょっとするとメバルのシーズンが
長くなるかもしれないので もう1回 チャンスがあるかもしれない・・
へるお氏も 次回は竿を買うだろう・・
次回は 新天地です・・ |
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本日の 釣果・・
さすが 旬のメバルだけあって 丸々としてますな・・
死後硬直もあって 曲がったり 縮んだりしてますがなかなかのサイズ・・
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例によって 煮つけと ウシオ汁にしました・・
妻や子供らが 実家に帰ってる間に 作りましたので
帰ってきたら ご馳走・・という必勝パターンでした・・
かすかに 汁の表面にメバルの油が浮く・・絶妙の旬の味ですな・・ |
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株式会社 ノセ精機
昼間のめばる釣り研究部 |
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