 |
|
2005年4月17日
今年は 天候のせいか 大きな地震のせいか
春になっても一向に メバルが釣れたという話を聞かない・・
かくなる わしも2月、3月と 2回ボウズを食らってしまった・・
のくとい日が続いた今週
「 今週末は 絶対釣れる・・」
と 確信を持って 釣行を決定した・・
天気予報は 金土日と 晴れで気温も高く
波の高さは 50cm・・
風向は 南の風で 日中は 北の風らしい・・
今年は ひとつの大きな目標として 真昼間の「めばるing」を
ビデオに撮影して 世間様に お披露目しようと考えている・・
そのためには なんとしても 10連発で20cmUPのめばるを
掛けねばならない・・
真昼間に めばるがジャンジャン釣れるところを見せねばならない・・
前の日に ジグヘッドの返しをつぶすところや
天気予報を聞くシーンを 撮影した・・
ちょっと 観てみた・・
「うーむ・・」
われながら まぬけであった・・
カメラマンとして 同行してくれるはずであった
へるお氏は 近所の葬式のせいで 来れなくなった・・
ということは まいち氏と 交互に撮るしかないか・・
am6:00に 集合し
本来 撮るはずであった カヌー積み込みシーンは割愛し
「 このシーンは 次回 カメラマンにおまかせして・・」
そそくさと 出発した・・
空は青く 雲ひとつ無い・・
「 これで 釣れんかったら 言い訳のしようがありませんな・・」
「 プロとしては 全国的に釣れていない この時期にこそ
昼間に 釣ってみせねばならんでしょうな・・」
コンビニで 朝飯に 4個の握り飯を買い込み 車中 打ち合わせ
「 ほな・・爆釣モードに入ったら お互い呼ぶということで・・」
秘密兵器 腕時計型トランシーバーを ええ大人であるが装着している・・
大人の ええおもちゃではあるが
これがあると ポイント探索がより 効率的に行える・・
「 こちら 科学特捜隊ハヤタ・・ 当たりはありましたかな?」
「 いやあ・・こちらウルトラ警備隊のアラシですが 表層にはおりません・・」
などというやり取りで ワームローテーションや リーリング速度など
効率的に変えて試していけるのだ・・
さて・・海は のどかで海水の透明度も高い・・
「 これは いけるんではないですかな・・」
「 うーむ・・この透明度は よろしいなあ・・」
「 あれ?・・」
「 誰か おるんとちゃうか?・・」
テトラに ボートが着岸しているようで
竿を持った 人も いるようだ・・
「 あ痛・・ 先客やぞ・・」
「 ええがな・・ 見せつけたろ・・」
はやる心を抑えつつ・・
「 ちょおっと 待ったあ!」
カヌーを 車から降ろすシーンを 撮影することにした
カメラを三脚に固定し
バタバタと 駆け足で カヌーを降ろす・・
「 OK!」
ついでに ライフジャケットを纏った わしの姿も 撮って貰った・・
くるりと 一回り・・
「 よし! 出発じゃ!」
残念ながら カメラマンへるお氏はいないので 出航シーンは 撮れなかった
カヌーを漕ぎ出すと さらに2艘ボートが出航してきた・・
なんか3人くらい乗っていて
まっしぐらに テトラに向かっている・・
どう見ても おっちゃん おばちゃんだ・・
皆 竿らしき物を持っている・・
わしらが テトラに上陸していると おばちゃんらは いっせいに上陸してきた・・
さらに ボートが こっちに向かっている・・
「 なんや? なんや?・・」
おっちゃん おばちゃんらは 地元の ワカメ採りの方々であった・・
「 ふーむ・・ 今頃のワカメは 長けてると思うのだが?・・」
見ると テトラは 食べごろのワカメが びっしり
「 これでもか!」 と生えていた・・
ちゃあんと わしらは ワカメ採り用の長鎌を 持ってきている・・
「 これで サラダが 1品できましたな・・」
竿を持っているのに ビデオカメラを用意しているわしらを
不審な目で見つつ おばちゃんらは わーわー言いながらワカメを採り始めた・・
わしらは・・というと
まずは ポイントをざっと 撮影し
「 ここかな?・・」 というポイントで
やらせなしの 第1投目の 撮影を行うことにした・・
撮影は 言いだしっぺの わしである・・
まいち氏の 第1投目・・
「 おっ! きたきた・・」
当たりが あって すかさず 竿を曲げている・・
こいつは 残念ながら16cmくらいのメバルであった・・
それから 角度を変えつつ キャストを繰り返すが
1匹 20cm級が 釣れただけで
いまいち 爆釣モードには 入らない・・
「 ほな ここから 爆釣ポイントを探すということで・・」
めいめい これはというポイントを 探索し始めた・・
わしも 2匹を 掛けたところで
「 よっしゃ! これで大丈夫や! 撮ってくれ!」
と 撮影してもらったが
1匹 リリースサイズを釣っただけで あとが 続かない・・
「 ま・・リリースの方法も 必要ですから・・」
その後 お互いに 23cm級を 交えつつ ぽちぽち釣り上げるものの
連発はなく ワームを変えた1投目だけ 1匹釣れるというペースであった・・
そうこうしているうち ビデオの電池がなくなってしまった・・
「 しょうがない あとは 釣りに専念しますかな・・」
足元には 稚鮎か 鰯の稚魚あるいは しらうおらしき魚が多量に群れている・・
「 これだけ 餌があれば もう食わんか・・」
15mほど沖の海中には ときどき平を打つでかいメバルの群れが見えている・・
ワームや カブラを とっかえひっかえ 棚を変え スピードを変え
試すが 一向に 反応が無い・・
「 あきませんな・・」
ここで ワカメ採りタイムにしばし 没頭した・・
ワカメを バケツにいっぱい採ったところで
隣のテトラに渡り 改めて メバルを攻めることにした・・
時間は am11時ごろ
風が出てきたようで 風向きも変わったようだ・・
小波が立ち始めた・・
「 おおっ?」
当たりが出始めた・・
連発とは いかないが20cmUPが釣れはじめた・・
当たりは ものすごく 繊細だ・・
ぴぴ・・ という穂先だけの当たりの後 かすかに 穂先が曲がる・・
ここで合わせると乗らないので いったん送り込んで
そーっと テンションを掛けていき
「 うおりゃあ!」 と 合わせるのだ・・
そのうち・・
Very微妙な当たりが出た・・
「 おお! これは・・ でかいな・・」
そーっと 送り込み・・
そーっと テンションを掛けて 咥えていることを確認し
「 うおりゃあ!」 と 合わせを入れた
ずんっ! と重みが乗り
「 よっしゃあ!」と 頭の中で叫んだ瞬間
プツン・・ と ラインが切れてしまった・・
「 はりゃあ・・」
まいち氏にも 超大型らしき当たりがあったが ラインが切れたらしい・・
どうやら 先ほど見えていた 大型の群れが せっかく気まぐれで 食ってきたのに
2人とも バラしてしまったらしい・・
これより まいち氏は フロロの4lbに変えたものの
もはや 大型の 当たりは出なかった・・
わしも 次回は 3〜4lbのナイロンラインを 使ってみようと思う・・
わしらの釣りは 中層を 超スローで リーリングしながら当たりを取るので
フロロほどの 感度がなくても 大丈夫かもしれない・・
それでも ようやく久し振りのメバルの引きを堪能し
両名とも おかず分は確保できたので 早めに切り上げることにした・・
帰宅してからも わしは 再び メバルを料理するところを撮影し
「 いただきます!」 を言うところまで
きっちり DVDカメラに 収めたのであった・・
次回は 爆釣10連発!を ぜひ撮影したい・・
|
 1匹目 20cmめばる・・ |
 24cm取り込み中・・
こんな テトラに乗ってます・・
|

上がって来た 24cmめばる・・
|
 カヌーの横で くるりと回る
バカな 画伯・・ |

4/17の釣果・・ 24cmまで |
 今回 わしは撮影が長かったので・・ |
|
|
|
|
|
|
|
|
株式会社 ノセ精機
昼間のめばる釣り研究部 |
〒527-0174 滋賀県愛知郡愛東町大萩271番地 TEL 0749-46-0456 FAX 0749-46-1133 |
メールでのお問い合わせはこちらまで
昼間のメバル釣り研究部 代表 野瀬昌治 自己紹介 |
|
Copyright 2004-2005 (c) NOSESEIKI All Rights Reserved. |