2004年11月6日(日)
まいち氏から 電話が入った・・
春以来 彼は たいそう忙しく わしも 忙しかったため
なかなか スケジュールが 合わなかったのだが
久々に 一緒に釣行することになった・・
彼は 対アオリ用に ニューロッド リール ラインを購入していたのだが
一回も使うことなく シーズンが終わってしまった・・
ここは 一丁 ババンといきたいところだが
あんまり 自信がない・・
「 ま・・とりあえず なんか釣れたら それでいいではないですか・・」
ということで めばるingタックルのみを持ち 一路 敦賀へ向かった・・
天気予報は 晴れ 日中の気温上がる 南の風 微風・・
「 ま・・ええ天気で 良かったですな・・」
と am4:00にかぬーを積み込み 出発
am5:40ごろ S港に到着した・・
あたりは まっくらけ・・
「 暗いのは 怖い・・」
ということで am6:00夜が明けるのを待って カヌーに乗り込んだ・・
1ポイント目は 一文字テトラ
ここは 左端で 爆釣を何度か 体験している・・
あとは どこでも ぽつぽつ 拾う程度であろう・・
左端を まいち氏に譲り わしは 移動しつつ探っていった・・
まったく 当たりがない・・
「 ま・・ こんなもんですかな・・」
と まいち氏を見ると 左端で 微動だにしない・・
「 ほほう・・ 釣れてるかな?・・」
と 様子を見に行くと
既に 20cmUPの メバルとガシラを揚げていた・・
その他に 18cmくらいのメバルが2匹・・
「 やっぱり ここですな・・」
「 当たりは あるで・・やってみ・・」
と 場所を 譲ってもらった・・
1投目 すかさず 糸もずくを1本掛けたような 微妙な当たりがあり
21cmが 釣れた・・
「 おおっ! 釣れるがな・・」
そこで 17cmくらいの奴を2匹続けて 掛けたところで悩んだ・・
「 春なら 放流やけど・・晩御飯のオカズがなあ・・」
「 KEEPや! 食おう!」
当たりが なくなったので 第2ポイントへ 移動した
ここは やはり左端と 中央部の凹みが 爆釣ポイントである・・
わしが 中央部 まいち氏が 左端で やることにした・・
1投目 携帯電話のバイブレーションのような当たりが 連発するが
乗らない・・
「 なんじゃろう?・・」
しつこく攻めていると ようやく掛けることができた
鯛の子供 チャリコと いうやつであった・・
「 う〜ん 鯛はめずらしい・・ 食おう・・」
日が昇り 海中が見えるようになってくると
足元に 小あじや ボラの子が群れているのが 見えた・・
「 むむ・・ これは 活性高いのでは・・」
攻め方を テトラと なるべく平行になるようにキャストするようにすると
ぽつぽつと であるが 20cmUPを含めて
釣れるようになってきた・・
「 これは リリースですな・・」
気を良くしたわしは もはや 18cmくらいの奴は
気前良く 逃がしてやった・・
まいち氏はと 様子を伺うと・・
なにやら ジャスチャーで 伝えようとしているようだが
よく わからん・・
なんか・・ でかい奴が・・ なんか・・らしい・・
「 なんや? なんや?」
と 様子を見に行くと
カマスの 40cm級の奴を 釣り上げ
「 なんやこれ?・・ 触ってもいいのか?・・」と 恐れている間に
ぼっちゃん と落としたらしい・・
しかも 2匹も・・
「 何? カマスの 40cm?・・ 500円はするぞ・・」
わしは こういうときのために 通販で仕入れた
クルクルイモートを セットし 投入した・・
「 ほ〜れ・・釣れるぞ 釣れるぞ・・」
くりくりくり・・と巻いてくると ぐいーんと 当たりがあった・・
「 よっしゃーあ〜!・・・ あれ?・・」
22cmのメバルであった・・
「 ほほう・・メバルはスピナーでも釣れるのか・・」
また 発見・・
結局 その後 カマスは姿を見せず さらに移動することにした
第3ポイントは 春にポツポツ釣れたものの 大釣りはしたことがない
「 ま・・一応 探っとかんとな・・」
カヌーを テトラに着け
両端に分かれようと 歩き始めた時
「 ん?・・」
海中に なにやら良さげな 崩れテトラが見えた・・
進めた足を戻し そこへ 投入すると
もたーっ とした当たりが出た
合わせると ずっしりと手ごたえがあり 同時に海中の 障害物と
思っていた 大きな茶色い物体が 動き出した・・
「 おおっ〜! なんやほれ! わ〜!」
と わけのわからんことを 叫んでる間 そいつはのったりと暴れ
簡単に わしの2.5lbフロロラインを 切って すいっーと
逃走した・・
同時に わしの目は その周囲に たくさんのメバルが舞っているのを
捕らえていた・・
あっさり 切られたので さほど 悔しくもなく
早速 その集団に ルアーを投入すると
1発で 21cmメバルが 揚がってきた・・
「 これは 入れ食いか?・・」
白い 魚体も一緒に舞っている・・
海面には フグがパクパクと 口を開けている・・
「 白いのは なんやろ?・・」
こいつも あっさり釣れて 正体が ブルーバックと判明した・・
その後 この集団を追いかけて 右往左往したが
同じ ワームでは 1匹しか釣れなくなった・・
フグが 何を パクパク食ってるのか考え
カブラ全色や パドルテール系のワーム等 手持ちのルアーは
全部投げたが 決定的なワームはなかった・・
相変わらず 小あじや 小ボラは 群れているが
メバル群は 興味を持っていないらしい・・
「 プラグも 効かんか・・」
そうこうしている間に 20cmUPは もはや釣れなくなり
「 充分 堪能した・・」ので 引き上げることにした・・
帰りに 足場の悪いところも チェックしてみたが
こちらは チビメバルと 23cmくらいのカマスだけだったので
速攻で 引き上げた・・
帰りの車中 ばらした魚のことが やたら気になり
めったにない大物を 釣るチャンスがあっても
「 今の ラインのままでは 絶対 捕れん・・」
と さらなる 段階に進む決心をしたのであった・・
さて・・
釣ったメバルでありますが 今回 妻が夕方に 英語教室に行くこともあって
わしが 夕飯を全て こしらえることになりました・・
メバルは 大きいものを 6匹 煮付けにし
その他 10匹は 頭を落として 開きにし 干すことに・・
頭は ウシオ汁に・・
「 美味すぎる・・」
完璧な 味付けであった・・
わしの 生涯で1番の 味であったと言っても過言ではない・・
なんで こんなに美味いのか・・
わしは 幸福感いっぱいで 夢ごこちでありました・・
いやあ〜 ええ釣りでございました・・
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